電書羊の数え方

Now I lay me down to sleep

Now I lay me down to sleep

矢野経済研究所から「電子書籍市場に関する調査結果2012」が発表された。電書元年から翌2011年にかけての伸び率が7.9%という数字に、筆者のSNSタイムラインでは早々に嘆息の声も聞かれ始めたが、拙著「憂鬱な〜」で国内電書市場の拡大を阻みうる幾つかの要因(ビジネス面、読者の態度、読書性向など)を挙げている立場からは、年間8%成長はデフレジャパン〜いずれも頭打ちの国内市場の全産業平均では並み≒及第と申し上げておきたい。
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幼児プレイの時代

Of Bears and Lollies

Of Bears and Lollies

デフレジャパンをすっぽりと包み込む何とも形容しがたい重苦しい空気〜閉塞感はかれこれ20年以上も続いているが、経済現象としての長期の景気循環を眺める視点から離れてみれば、20年という歳月はオギャアと生まれた子供が成人するのに十分な時間であり、普通に人生を送ってきた大多数の人々の20年の皮膚感覚はむしろこちらに近いだろうことを思えば、突き詰めればマネーパワーの綱引きでしか動かない相場や為替〜市場経済と同列に何もかもを十把一絡げで語るのは余りに軽率であると改めて再認識する訳である。
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覗き窓から眺めて

Window washer (Frankfurt, My Zeil)

Window washer (Frankfurt, My Zeil)

モバイル生活を強いられている訳でもない筆者にはスマホやタブレットを手にする必然性は未だこれっぽっちもないのだが、それが仮にアップル一社の都合であろうと同社がポストPCを喧伝し、周囲がそれに同調するようになると個人的な好悪に関係なくその為の対応を考えなければならなくなる。尋ねられた質問に対する答えをズラズラ並べて返すだけで特に凝った装飾もないグーグル先生の検索結果ページにしても、Safariその他のブラウザーでユーザーエージェント(UA)を携帯端末のそれに切り換えれば、表示結果はやはりそれなりに最適化されたものになる。
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新時代の電書は収束に向かう

eBook Reader

eBook Reader

最近の筆者が凝っているのは何かと言えば、何とも遅ればせながらJavaScriptなのである。自分で言うのも何だが、情報テクノロジー系のことにはやたらクビを突っ込むくせに、己のプログラマー的な資質については何十年も前に諦めていたりもするので、凝っているとは言っても表面的にチョロチョロやって当面の目的を達成すればケロッと忘れるような一時の気の迷いに終る可能性は甚だ高い。それでも改めて──つまり初めてではない──真正面から向き合ってみることで改めて見えてきたことが幾つかあるので(プログラミング経験のある方には誠に稚拙な内容だが)備忘録として書き留めておきたいと思う。
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